消費者金融で融資を断られたけど、ソフト闇金で主婦が借入れできた
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10日1割金融とは何か。高金利融資の実態について
10日1割金融という言葉を聞いたことがあるでしょうか。これは10日間で1割（10%）の金利が発生する融資のことを指し、年利に換算すると約365%という法外な高金利になります。このような高金利での貸付は、利息制限法や出資法に違反する違法な金融サービスにあたるのです。日本の貸金業法では利息制限法により上限金利が定められており、元本に応じて15%～20%の上限が設けられています。そのため、10日1割金融のような高金利での貸付は明らかに法律違反となります。にもかかわらず資金繰りに困った人々をターゲットに、このような違法な高金利融資が闇金融業者によって行われているのが実情です。
10日1割金融の典型的な手口は初めは少額の融資から始まり、返済が滞ると金利が雪だるま式に膨れ上がる仕組みにあります。契約書を交わさないケースも多く、貸付条件が曖昧なまま融資が行われることも問題です。借り手が法的な保護を受けにくい状況を意図的に作り出しているのです。10日1割金融の業者は通常の金融機関からの融資を受けられない人々の弱みに付け込み、高金利での融資を持ちかけてきます。一時的な資金難から抜け出せると思って借りてしまうと返済負担が重くのしかかり、さらなる借入へと進んでしまうことが少なくありません。
10日1割金融のような違法な高金利融資に手を出してしまうと支払いが滞った場合に法外な遅延損害金が発生したり、厳しい取立てを受けたりするリスクがあります。中には暴力的な取立てや嫌がらせ、家族や職場への連絡など違法な手段で返済を迫るケースもあるのです。こうした行為は貸金業法や暴力団対策法などに抵触する犯罪行為です。一時的な資金難を解消するために借りたつもりが返済が困難になり、より深刻な経済的窮地に追い込まれるケースが少なくありません。
もし10日1割金融のような高金利業者からの借入を検討している場合は、立ち止まって他の選択肢を探すことをお勧めします。資金が必要な場合は、銀行や消費者金融などの正規の金融機関に相談することが重要です。