CIC・JICC・KSC3つの信用情報機関の違いって何?役割についても紹介

CIC・JICC・KSC3つの信用情報機関の違いって何?役割についても紹介

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CIC・JICC・KSC3つの信用情報機関の違いって何?役割についても紹介

日本には、CIC・JICC・KSCの3つの信用情報機関が存在しています。

 

消費者金融を利用する際、
信用情報機関にブラックリスト入りの情報を記載されてしまうと、
融資を受けられません。

 

しかし、この3つがどのように違うのか理解していない人もいるのではないでしょうか。
そこで本記事では、信用情報機関の役割や3社それぞれの違いについて解説します。

 

 

信用情報機関は利用先の企業が異なる!

信用情報機関の役割は、ユーザーの信用情報を記録し、
多重貸付などを防ぎ、健全な信用取引を支えることとされています。

 

CIC・JICC・KSC3つの信用情報機関の違いは
主に、事故情報の登録期間と利用先企業の2点です。
それでは、それぞれについて確認していきましょう。

 

 

#事故情報の登録期間
事故情報の登録機関は信用情報機関によって差があります。

 

JICCだと債務整理は契約終了(返済終了)から5年間、
延滞に関しても延滞終了から5年間情報が記載されます。

 

ただし、令和1年9月30日以前のものに関しては、
債務整理だと実行から5年間、延滞だと延滞発生から1年間となっています。

 

 

CICは延滞・債務整理などの情報がすべて5年間保存されます。
そして、KSCだと、延滞などは5年以内、自己破産など、
官報に掲載されるものに関しては10年以内と定められています。

 

 

ただし、この3つの信用情報機関はCRINという情報交流システムを利用しています。
信用情報機関はそれぞれに登録している情報を交換して、
多重貸付の防止という役割を果たさなければいけません。

 

そのため、どれか1つに事故情報が登録されると、
基本的には3つすべてで情報共有が行われており、
CICに事故情報が記載されていなくても
KSCには登録されている故に融資が受けられないなどといったことも
あり得ることを理解しておきましょう。

 

 

#信用情報機関によって利用先企業が異なる
3つの信用情報機関の正式名称は、
CICが「株式会社シー・アイ・シー」、
JICCが「株式会社日本信用情報機構」KSCが「全国銀行個人信用情報センター」です。
これらの信用情報機関は利用先企業が異なります。

 

 

まず、CICはクレジットカード会社やローン会社など、
携帯電話キャリアなどから利用されています。

 

JICCの利用者は主に消費者金融。
それ以外にも信販会社や一部のクレジットカード会社、家賃保証会社などが利用しています。

 

そして、KSCはその名の通り、銀行系のサービスであり、
銀行や信用金庫、JAなど銀行関連の企業がメインユーザーとなっています。

 

 

信用情報機関は1社に登録されるとアウト!心配なら信用情報をチェックしよう

信用情報機関には健全な信用取引を支える役割があり、
一度事故情報が登録されると5年は消えません。

 

心配なら、自分の信用情報をCIC・JICC・KSCのどれかから取り寄せてみましょう。
事故情報が無ければ、フリーローンが利用できます。

 

フリーローンは使い道が自由で、生活費が足りなくなったときに便利です。

 

ただし、利息は割高というデメリットもあります。
そのため、デメリットを理解しすぐに返済する前提でぜひ利用してください。

 

 

延滞、金融事故で信用情報機関のブラックリスト入りしても借入れはできる

これまで多くの借金をしてきた結果、
延滞などの金融事故を起こし、
ついに信用情報機関のブラックリストに入ってしまった。

 

一度そうなってしまうとさらなる借り入れは難しくなり、
日々の支払いなど私生活にも影響を与えることも少なくありません、
しかしブラックリストに入ったからといって、
借り入れができなくなるというわけではないのです。

 

ここではブラックリストに入っている人でも借り入れができる、
その方法をご紹介します。

 

 

ブラックリスト入りしていてもお金を借りる方法は?

#ブラックリストの記録が抹消されるのにかかる期間は5?10年
借り入れたお金の返済が何度も遅れたり、
催促をしても返済されない状況が続くとその対象者は返済能力がないとみなされ、
大手の銀行やカード会社が共有する信用情報機関のブラックリストに登録されます。

 

一度登録されてしまうと、
返済の延滞が解消しても5年、
債務整理をしても5?10年は記録は消えることがなく
その間は多くの金融機関でお金を借りることができなくなってしまいます。

 

そのため、借り入れを続けたいのであればまずは早急に返済の遅延を解消する、
または債務整理を行うのがとても大切です。

 

 

#中小金融機関の審査は甘めで借り入れしやすい
ブラックリストに登録されてしまうと借り入れができなくなるだけではなく、
新しいクレジットカードを作れなくなったり、
賃貸物件の審査に通りにくくなったりと、
不便なことも増えてきます。
もちろん、お金を借りることができなくなるため生活にも支障をきたします。

 

そんな状況を打開するためにおすすめなのが、
街金といわれる中小金融機関での借り入れです。

 

大手の金融機関の場合借り入れの審査が厳しく、
一度ブラックリストに入れられてしまうと記録が消えるまで審査に通ることは殆どありません。

 

その一方で中小金融機関の場合は審査が甘いことも多く、
ブラックリストに入っている人でも借り入れできることがあります。

 

そのため、どこの金融機関でも借り入れを断られる、
審査に通らないという人には、中小金融機関の利用をおすすめします。

 

 

#ブラックリスト入りでも諦める必要はない
たとえブラックリストに入っていても、
中小金融機関であればお金を借りることは十分に可能です。

 

もちろん他社での借り入れの延滞が解消されていない、
年収の3分の1以上の借り入れをしようとするなど、
それ以外の理由で審査に通らないところはあるので、
その点は十分に注意しておきましょう。

 

借り入れを続けたいのであれば、
延滞などの金融事故を起こさないのが一番ですが、
様々な理由があってブラックリストに入ってしまう人も少なくないのも現実です。

 

 

ブラックリストに入ってしまっているけど、
生活費や日々の支払いのためにどうしてもお金を借りたい、
という人にとって審査に通りやすい中小金融機関は、
大きな支えとなるはずです。

 

どこからもお金を借りられなくて、
苦しい思いをしている人は利用を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

 

返済の延滞を起こしやすい人にはフリーローンという選択肢も

過去に延滞などの金融事故を起こし信用情報機関のブラックリスト入りをした、
という苦い経験がある人におすすめなのがフリーローンです。

 

フリーローンは保証人不要で用途の自由なローンのことで、
生活費や趣味に使うお金の工面に向いています。

 

借入理由を申告する、審査が厳しいなど
デメリットもありますが、金利が安く、
返済計画が立てやすいなどのメリットもあるため、
返済に不安のある人は利用してみてはいかがでしょうか。