少し前には、闇金被害だの色々聞く事がありましたが、
法律が厳しくなった現在、闇金なんて、今もあるのでしょうか。
実は、現在も闇金は存在するのです。
というよりは、増えてきているとも言われています。
それだけお金を借りたいという人が増えてきているのです。
なぜかというと、
総量規制という法律が出来たので、
消費者金融では年収の3分の1までしか借りられなくなったことや、
原則、収入がない人には貸すことが出来なくなったからです。
それで、一般の消費者金融でお金を借りられなくなった人が、
闇金に流れているようなのです。
そこで高利の闇金がたかれて
金利の低いソフト闇金が出てきたのです・
また、以前に借金を滞納したりして、
ブラックリストに載ってしまっている人でも借りられるのが闇金です。
闇金というのを一言で言えば、貸金業登録をしていない金融業者のことです。
きちんと登録をしている業者は、法律に従ってお金を貸しています。
例えば、金利は上限が20パーセントと決まっています。
ですが、闇金の金利は考えられないほど、高いものがあります。
10日で1割とか3割とかの金利がつきます。
しかも闇金の場合は、利息が複利計算されることが多いらしく、
元金に利息を足した分に利息がかかってくるのです。
ですから、どんどん利息が増えて行って、
あっという間に利息分が元金を超えてしまうなんていうこともあるようです。
闇金はどのように借主を呼び込むのでしょうか。
それは、雑誌やインターネットに広告を出したり、
電柱にビラを貼ったり、自分が貸すようなふりをして、
実際は闇金を紹介したりすることもあります
(そういう人は闇金から仲介料をもらっています)。
誰にでもすぐに貸します、というような内容の宣伝文句を並べているので、
本当にお金に困っている人なら、連絡をとってしまうかもしれません。
連絡を取って借りるということになると、住所、勤務先を聞いてきます。
これは決まりで聞くのではなく、後々取り立てをする時のために聞くようです。
もし滞納することがあれば、自宅に直接押しかけて来たり、
勤務先へも何度も嫌がらせの電話をして来たりするので、
借主はノイローゼになってしまうかもしれません。
とにかく、闇金からお金を借りると、人生を棒にふってしまうことになります。
もし、闇金でお金を借り、にっちもさっちも行かなくなっているのなら、
弁護士や司法書士に相談するべきです。
なぜかというと、高金利でお金を貸すことは法律で禁じられているので、
本来なら返済の義務がないからです。
弁護士や司法書士を通して、今後は支払いをしない、
請求する場合は裁判を起こす、ということを闇金業者に通達してもらいましょう。
そういった行動を起こすことで解決の糸口になるようです。
ブラックでも融資してくれる所